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ファームを選ぶ基準がわからない人達へ捧ぐ ファームを選ぶうえで注意すべきこと その1【オーストラリア編】

みなさん、おはこんばんちは!

ひろとです!

今回の記事は、ファーム選びに困っている人に見てもらいたい記事です。

ぜひ、ファーム選びの参考にしてもらいたいです。

ということで、今回のトピックはこちら。

 

ファームを選ぶ基準がわからない人達へ捧ぐ ファームを選ぶうえで注意すべきこと

 

ファームの相談をたくさん受ける中でよく質問されるのが、何を基準にファームを選べばいいかわからないというもの。

確かにたくさんのファームの求人情報がある中で、何を基準に選べばいいかわからないという人はかなりいると思います。

もちろん、基準というのは人それぞれ違うものなので、その人の自由ですと言ってしまえばそれまでなのですが、今回はファームを1年経験した自分がファームを選ぶうえで、重要になってくる観点について自分の考えをお送りしたいと思います。

まず、今回の記事ではおそらくみなさんが1番気にしている観点である、稼げるか否かという点についてお送りしたいと思います。

 

それでは、今回も張り切ってスタート!

 

 

目次

 

お金が稼げるかどうかという観点に囚われすぎてはいけない

お金がしっかり稼げるかどうかというのは、とても重要だと思います。

そういう意味では、ファームを選ぶうえでみなさんが1番気にしている観点なのではないでしょうか?

ファームの相談を受ける中で、稼げそうなファームが見つからないのでなかなかファーム行きが決まらないという相談をよく受けるのですが、自分はこの考えは非常に危険だと思っています。

確かにネットでファームについて調べると、週に1000ドル稼いだ体験記やブログを目にすることがあります。

ファームにこれから行く人はこういった記事を見て、どうせファームに行ってセカンドを取るなら自分もこのくらい稼ぎたいと思うはず。

それはすごく自然なことです。

ただ、そんな人にひとつ言っておきたいことがあります。

あまり夢を見ない方がいいです。

それには、理由があります。

ということで、このお金が稼げるかどうかを重視している人達に、今日は注意喚起をしたいと思います。

 

全ての人がファームで大金を稼げるとは限らない

まず第一に言いたいのが、週に1000ドル稼ぐことの難しさについて。

基本的にファームの仕事というのは、時給の仕事より歩合制の仕事が多い傾向にあります。

そんな歩合制の仕事をしつつ、週に1000ドル稼ぐにはかなりのスピードと体力、またある種の慣れや技術が必要になります。

例えば、あなたが歩合制の仕事で週に1000ドル稼いでいる人の実体験記事を見たとします。

おそらく、それは事実でその人は週に1000ドル稼いでいたのだと思います。

ただ、仮にその人と同じファームで働けたとして、あなたも1000ドル稼げるのかとなると、それはまた別の話。

まず、あなたに上記のような技術や体力があるかもわかりません。

もしかすると、他の人は1000ドル稼ぐことができても、あなたにそれを成し遂げる力はないかもしれません。

仮に、週1000ドル稼げるという内容の求人を見かけたとしても、それが全ての人に当てはまるかというとそれは100%あり得ません。

自分の考えではそういう人もいるとは思いますが、ほとんどの人が1000ドルも稼げてない現実があると思います。

 

また、ファームには当たりの年とハズレの年があることも理解していなれけばなりません。

実は、ファームというのはその年の天候によって当たりハズレがあるのです。

いくら評判の良いファームに行こうが、またいくらあなたに1000ドル稼げるほどの体力や技術があろうが、採る作物がなければ意味がありません。

そういった意味で例えば、運悪く天候が芳しくない年にファームに行くことになってしまった場合、作物が例年よりあまり育たず、結果思ったほど稼げないということは十分に起こりうるのです。

ただ、それはファームのせいではありませんし、あなたのせいでもありません。

たまたま運悪く、天候に恵まれなかっただけ。

そのような運要素が絡むということをまず頭に入れておいてください。

以上のことから、稼げるかどうかという尺度でファームを決め、過度な期待とともにファームに行くことはあまりおすすめしません

また、このように稼げるファームの情報が見つかるまでファーム探しに時間を費やすこともおすすめしません。

なぜなら、そういったファームで自分の期待値を上回るほど稼げるとは限らないからです。

ファームでは自分の予想に反し、仕事取得まで待たされたりすることも日常茶飯事です。

そんなに悩んでる暇があるなら、一刻も早くどこかのファームに行くべきです。

 

 

稼ぎやすいと有名なファームでのセカンド取得について

では、比較的稼ぎやすい歩合制の仕事を探し、そこでセカンドを取ればいいのでは?という意見について。

実は、歩合制の仕事の中でも比較的稼ぎやすい作物というのがいくつか存在します。

これはネット調べれば出てきますが、例えばチェリーやベリー、ブルーベリーなどの作物は、比較的稼ぎやすい仕事としてネットでもよく紹介されています。

男性はもちろん、女性でもそこまで苦労することなく週に1000ドル稼げるなんて噂も聞いたことがあります。

そういった仕事を探せばいいのではないか?

そう思う人もたくさんいるでしょう。

しかし、そう上手くは行きません。

 

そもそも、そのようないわゆる稼げる作物の求人というものを、Facebook等で見つけたことはありますか?

おそらく、かなり確率としては少ないと思います。

それはなぜか?

これは少し考えればわかることなのですが、稼げることで有名なファームはネットで求人を出したりしません。

なぜなら、勝手に人が集まってくるから。

稼げるファームの情報というのは、勝手にひとづてに伝わり毎年告知しなくても人がたくさん集まります。

よって、ファーム側もネットに頼る必要がなくなるわけです。

 

では、仮に運良く稼げることで有名なファームの情報を手に入れたとしましょう。

そこでセカンドも取りつつ、お金も稼げば最高だと思っている人もいると思います。

そんな人に注意を促したいです。

そういったところでのセカンド取得はかなり難しいと思ってください。

まずひとつに、そういったファームには出戻り組という人がたくさんいるということを知っておく必要があります。

出戻り組というのは、昨年そのファームで働いた経験があり、セカンドを使ってそのファームにまた戻ってきた人達のことです。

要するにセカンド目的ではなく、お金を稼ぎに来ている人達のことです。

稼げるファームには、必ずこういった人達が一定の割合います。

そういった出戻り組は、実はウェイティングなしで仕事を優先的にもらえたりします。

これはどこのファームでも共通ですが、そのファームを一度経験している人はある程度の実績と信用がすでにあるため、ファーム側も優先的に仕事を与えたいと考え、結果ウェイティングなしで仕事をもらえたりするのです。

仮に10人の人が仕事を待っていて、11番目に出戻り組が来たとしても、ファームによってはその10人を飛ばして出戻り組を先に仕事に入れたりします。

これはなかなか知らない人もいますが、ファームの世界では常識です。

よって、こういったファームで働く場合は、普通のファームよりさらに待たされる可能性があることを考慮しなければなりません。

 

また、出戻り組を除いたとしても、あなたのようにその稼げるという噂を聞きつけ多くの人がその仕事を求めてやってきます。

その中には出戻り組でなくても、すでにセカンドの条件を満たしてから来た人、またはセカンドのビザを使いそこに来ている人もたくさんいるでしょう。

この人達は、出戻り組の影響で待つことになるかもしれませんが、セカンドが目的ではないため、多少待たされても大した影響はありません。

しかし、セカンド目的で行っている人は違います。

残りのビザの日数がなくなっていく中で、いつ仕事にありつけるかもわからず、順番を待ち続けなければなりません。

そんなたくさんのライバルがいる中で、あなたは無事ビザの期限終了までに88日働くことは可能なのでしょうか?

自分の意見では、かなり難しいと思います。

あまりおすすめはしません。

 

さらにもうひとつ。

このような仕事には落とし穴があります。

チェリーやブルーベリーなどの稼げる仕事はわりと短期間の仕事が多いです。

例えば、自分が前に聞いたチェリーの仕事は約2ヶ月でシーズンが終わるとのことでした。

そう考えると、そのファームで88日働くのはかなり難しいことになります。

先ほど言ったように本当に多くの方がその仕事を求めてそのファームにやってくるので、最悪な場合仕事を待っていたらシーズンが終わってしまったなんてこともありえると思います。

以上のことから、いわゆる稼げるファームでのセカンド取得はほぼ無理と思った方が良いと思います。

このようなファームで稼いでみたい人は、セカンドの条件を満たしてから行ってみることをおすすめします。

 

 

時給の仕事を探している人へ

最後に時給の仕事を探せばいいのでは?という人へのお話。

まず、時給のお仕事というのは枠が非常に少ないです。

よって、すぐに埋まってしまいます。

また、安定して稼げるため人気も高く、仮に時給の求人を見つけてもかなり高い確率で待たされることになるでしょう。

くわえて、上記で説明した通り、人気の高いファームはネットに広告を出しません。

自分は時給で働けるファームを知っていますが、そのどれもがネットに求人を出していません。

さらに、すごいところになると人の紹介がなければ働けないところもあります。

よってネットなどで時給の仕事を見つけることはかなり難しいと思います。

最後に、これは男性にのみ残念なお知らせになるのですが、時給の仕事のほとんどは女性のみの募集が多いです。

また、男性の募集があるところでもその割合は女性10人に対して、男性1人といったような割合だったりします。

よって、男性の方は時給のお仕事は鼻から諦めておいた方がいいです。

このように時給の仕事にこだわり過ぎると、ファーム探しで時間を使いすぎてしまうことになりかねません。

時給の仕事が見つかればラッキー、でも基本は歩合の仕事だと思ってファームを探すことをおすすめします。

 

 

まとめ

さて、ここまで色々とみなさんの夢を壊すようなことを言ってきましたが、いかがでしたでしょうか?

このお金を稼げるかどうかという観点について、色々と意見はあると思いますが、自分はお金うんぬんでファームはあまり決めない方がいいと思います。

優先度としては、下の方に来るべきだと自分は思います。

もちろん、どうせ行くなら稼ぎたいという気持ちもわかりますが、必ずしも稼げるとは限りませんし、セカンド取得との両立もなかなか厳しいというのが現実です。

まずは、お金のことは深く考えず、セカンドを取得することが第一優先です。

お金が稼げることで有名なファームには、ぜひセカンドの条件を満たしてから挑戦してみてください!

もちろん、待たされるの覚悟でそう言ったファームに挑戦するのもアリだとは思いますが、その場合は必ず半年以上のビザを残して行くことをおすすめします

 

最後にビザに余裕がある人へ。

歩合と時給に関する関連記事もあるので、よかったら見てみてください。

hiroto901219.hatenablog.com

 

 

次回はまた別の観点からファームを選ぶ基準についてお送りしたいと思います!

 

では、また次回。

 

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